高血圧について
2014年4月に「高血圧治療ガイドライン」が5年ぶりに改訂され、今では若年・
中年は130/85mmHgが目標血圧値でありましたものが、新しいガイドラインでは140/90mmHgに緩和されました。
血圧が高くてもほとんど無症状ですが、放置して高い血圧が続くことにより脳卒中や心臓病で亡くなる危険性が高くなります。しかし高血圧だからといって必ず薬が必要なわけではありません。
180/110mmHg以上であれば速やかな薬物治療が必要ですが、そこまででなければまず生活習慣の修正で様子をみることが可能です。
たとえば十分な減塩で上の血圧は5mmHgほど下げることができますし、減量や節酒・1日30分の有酸素運動を組み合わせればさらに血圧は下がります。
血圧高めを指摘されましたら、薬を使うことなく血圧を適正に保てるようまず生活習慣の見直しをしてみましょう。